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肌がきれいになる 便秘の話


肌がきれいになる

漢方では病気は体表に現れ「皮膚は内臓の鏡」で皮膚だけを治療せず体全体をみなくてはならないという考え方をします。「しみ」の病因には女性ホルモンの関与が考えられていたり、「肌荒れ」も皮膚の基礎の傷みが表皮に現れ水分保持が低下した状態なのです。赤ちゃんの肌がみずみずしいのは肌の保湿が良く、老人の肌がかさかさなのは、どんどん水分が抜けていってしますからなのです。(人間はほとんど水分で出来ているので老人だから水分が少ないというわけではないのです)養生も大切です。暴飲暴食、夜更かし、寝不足、どれもが肌荒れの原因になるのは、実感しているはずです。極端な日焼けも紫外線でメラノサイトが活性化されさらに黒くなるし、触らないでもみるみる落ちる化粧落とし液とか、ゴシゴシこすって刺激を加えるのも注意してください。エステや高価な化粧品を使うより漢方ですよ漢方は体の新陳代謝を活発にして、肝機能や腎機能を整え、体のバランスをとるといわれています。体のすべてがうまく動くと顕著に肌の色艶に変化が出てきます。「私、同級会に行ったら、「あなた若いわね、何かしてるの?肌もつやつやしてるし、健康的ね」とほめられたのよ。「漢方飲んでるのよっ」て言ったら自分もやりたいって」結構多くの皆さんから聞きますよ。たまに会う人にはあなたの変化が良くわかるようです。きれいな川の流れのように、体の隅々まで健康的にきれいになると、いいですね。

便秘の話

人は朝起きた時、自動的に排便するようにプログラミングされていますが、半自動でコントロ−ルしてしまう事もできるのが困ったところです。朝起きてすぐトイレに入っても、小水は出ても、すぐに大便は出にくいのです。それは目が覚めてもまだ体は起きていないからなんです。お茶、コ−ヒ−、牛乳とか胃にものが入ると少しずつ体が動き始め、直腸から頭に信号が行き便意をもよおし、大腸の蠕動運動で便が動き出すのです。それは反射運動であり、決して「力む」のとは違うのです(何日も便秘していると、水分の再吸収が進み便がコロコロに硬く動かなくなる)しかしこの反射は起床の時一回で、我慢すれば我慢出来てします。反射のタイミングを逃すと一日中オナラが出るだけで便秘になってしまいます。食物繊維のものがいいからと、そればかりワンパタ−ンではうまくいきません。色々な物を食べて刺激するのが重要です。逆に夜型にしてしまうのも一案です。トイレを外から「ドンドン」と叩かれるだけで、便が出なくなるでしょ?頭はかなり影響してるのでリラックスした環境も大事です。ただ下すだけの下剤や浣腸ではなく、腸の蠕動運動を促して気持ちよく排便させてくれる、漢方の愛好者はかなりいらっしゃいますよ。

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