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花粉症 高血圧


花粉症

いつもお世話になっている免疫が今回ばかりは、暴走し誤動作をしてしまって、自分自身を苦しめてしまうのです。本当は体を守ろうとするのですが、過剰反応なのには困ってしまいます。例えば家の近所で「ぼや」騒ぎがあってそばに「ひげの男」(花粉)がいたという風評被害があったとすると、免疫は律儀に憶えていて(抗原抗体反応の鍵と鍵穴の関係)、最初はコップ1杯の水で火を消そうとするのですが、やがてバケツ1杯、はては「ひげの男」がそばを通っただけで、家全体を水浸しにして火事になるのを防ごうとするのです。それが「くしゃみ、鼻水、涙」という事です。だからといって、飲むと眠くなる抗ヒスタミン剤で免疫に目隠ししてしまうと、他の病気が来た時免疫が役に立たなくなってしまいます。漢方は積極的にその誤動作をリセットして、ボタンの掛け違いをなおしてくれます。思いのほか早くリセットしてくれますのでどうか試してみてください。

高血圧

高血圧の数値よりなぜ血圧が高いかの原因のほうが重要でしょう。体は必要だから血圧を上げるのです。必ず理由があります。脳梗塞、肝炎、動脈りゅう、腎炎など何処かに渋滞の原因があり体が仕方なく満員電車に人を押し込むように血圧を上げるのです。睡眠時無呼吸で毎晩数百回溺れた状態が続き心臓に負担がかかる場合もあります。もともと高血圧の家系の人(軽自動車の高回転が正常なようにそれほど心配ではないようですが)中年以降になればやはり負担です、でもおどろかせても、トイレで力んでも上がります。漢方は降圧剤のように、ただ闇雲に元栓を絞って圧を下げるのではなく、原因を取り除こうとします。流れを良くして結果血圧が下がる方向にもって行きます。西洋医学の降圧剤は高血圧の人の血圧も下げますが、普通の人の血圧も下げてしまい低血圧状態のふらふらにしてしまいます。漢方は高い人の血圧を下げますが。普通の人の血圧を下げすぎません。常にプラスマイナスゼロの状態にします。必要ないことはしないのです。

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