漢方専門 和漢薬 馬場香嶺堂薬局

質問4 ここだけの話


ここだけの話(オフレコでお願いします)


Q 「漢方相談」ってどこにでも書いてあるけど、良心的な本当の専門店を見つけるのはどうしたらいいの?
A これはずいぶんシビアな質問ですね。そうですね、ホテルのランク付けの覆面調査を参考にしましょう。簡単だけど、手間がかかってバックグラウンドがないとすぐにボロがでる、例えば、ル−ムサ−ビスに「シャツのボタンが取れたのでつけてください」とリクエストするのを漢方に置き換えて見ましょう。あなたはこれはと思った店に「葛根湯の煎じ薬を3日分作って下さい」とリクエストして見てます。その対応を見ます。「いまどき現代人は忙しいし簡単なエキス剤でも効果はかわりませんよ」「臭いもするし皆さんエキス剤を買っていらっしゃいますよ」などと言い訳を並べるならそれは「インスタントコ−ヒ−専門店」のようなところです。一歩進んで煎じ薬を扱っているとしても「3日分は少なすぎます売れません」とか作っている様子もなく、突然大きな包装のものを出す(メ−カ−ですでに作った既製品)、「今品切れで作れません」というところも「?」ですね。葛根湯は葛根、麻黄、生姜、大棗、桂皮(桂枝)、芍薬、甘草が構成生薬です。基本的な生薬なのでないというのも「?」まるで「マグロの赤身は今切れてます」という寿司屋みたいですね。あとは例え3日分といえども適切な説明指導を観察して下さい。ただしここで、抱き合わせ販売で健康食品などを売ろうとするそぶりを見せたら、もう二度とその店には行かないほうが良いでしょう。

Q 漢方って値段が高くて ぼったくられる心配はないの?
A 今は良心的なお店も多くなってると思います。でも一部ひどいところもあるみたいです。お客さんからの情報なので真意のほどは確かではありませんが、「特別注文で作らせた和菓子というのと特別注文したお茶を出す和服姿の主人のお店で金額も特別だった」「家まで車で迎えに来てくれたけど、半年分以下は売れないと言われた」「家が遠いので近くの店でお宅の薬と同じのをお願いしたら3倍の値段を取られた」「薬が安いと喜んだが、どうも量が少なくて、一日分を二日分に分けられていた」『どんな病気でも作り置きの5〜6種類だけでかたずけられた」「抱き合わせ商品を山のように買わされた」「持ち合わせがないと言ったら、ロ−ンを組まされた」(そのロ−ンの計算書を見せてもらったら、一ヶ月分で15万円ほどで煎じ薬は3万円ほどでしたが、あとは抱き合わせの自社製の健康食品でした。)「アガリクスの濃縮液を一ヶ月10万円で売りつけられた」(ちなみに当店ではアガリクス一ヶ月150g10500円です。)まあ結構たくさんあります。根本的にこんなお店は病気を治そうというより、「商品を売る商売」と割り切っているんでしょうね。

予約制?


Q 予約は必要ですか?
A 必要ありません。好きな時に来てください。ただし待つ時間がないなら、薬だけを事前に作っておきます。話をしたい担当の指名があれば、電話をいただければ、確実です。

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