漢方専門 和漢薬 馬場香嶺堂薬局

ペットにも漢方 母 糸ちゃん


ペットにも漢方

動物はいいですよねえ。友達であり、子供であり、うそつかないし、裏切らないし、何より純粋だし、ペットといっても、もう家族の一員ということなんでしょうけどね。結構たくさんの「子達?」が漢方薬を飲んでます。猫屋敷の数十匹の猫に牛黄(ゴオウ)を飲ませてたおばさん、室内犬のフィラリアにやはり牛黄(ゴオウ)を飲ませていたピアノの先生、入浴剤のお風呂に猫を欠かさず入れてあげてるおばあさん、人参を飲ませて入浴剤に入れてた競走馬、以外に多い尿路結石で苦しんでた猫君たち。言葉にこそ出せないけど、何を訴えてるか手に取るようにわかる動物たちに、結構、漢方は成果が上がっています。人間と同居して同じ条件の生活リズム、食生活をしているためか、成人病?にもなりやすいようですので人間に準じた漢方治療でかなり改善されるみたいですね。個体の体重にもよりますが、成人10日分の漢方薬を30日から50日程度に服用させればよいでしょう。食事に混ぜたりして漢方を抵抗なく食べたり飲んだりしてくれれば理想ですが、口の横からスポイトで入れるとか、バタ−とか蜂蜜とか粘度のあるものに混ぜて、口にこびりつけて自分で舐めさせるとかね。飲めたら、しめたもので、むしろ人間よりも漢方の効果が早く出るみたいですね。散歩の途中とか、動物病院の帰り道にでも、その子?と一緒に顔見せに来て下さいよ。
写真はうちの柴犬です。気が強く、強情で、でも甘ったれな彼女は、生まれながらの漢方愛好者?で長寿でしたよ。

香嶺堂二代目 母 糸ちゃん

大正生まれのキャリアウ−マンのはしりで、共立薬専(現在の共立薬科)出の才女で、卒業式には在校生総代で送辞をやったそうです。「受験勉強している時、高専?の先生から「医学部を受験するひとに君のノ−トを見せてやってくれないか」と言われて、すごく悔しかったわよ」と、気が強くて、負けず嫌いの片鱗を見せていました。当時「中野小町」と騒がれ、店には彼女見たさのお客さんも大勢来たそうです。その功績は大きく、さっぱりした性格のせいか、女性からの信頼も厚かったようです。

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