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癒し 病気の利得


癒し(いやし)

夜、誰もいない明かりの灯っていない自宅にかえるのは寂しいですよね。それなら誰かに待ってて貰いましょう。でもそれは人とは限りません。室内で飼える魚とか植物でもいいですよ。ポイントは手のかからない事。世話をするのが、そうね3日や5日に一度くらいでいいもの。ありきたりの「金魚」とか水をあまりやら無くてもいい「サボテン」とかです。「熱帯魚」とか「盆栽」とか難しく手間がかかるのはだめです。なぜって、あなたはそれを「きちんと」やってしまうからです。それが負担になったのではしょうがないですからね。あなたに「なついたり、応答、反応する」犬や猫もだめ、せいぜい小鳥止まりですかね。あなたは帰宅したら彼らに「ただいま」「調子はどうだい?」「今日はこんな事があったんだよ...」と話しかけてください。外出する時には「行ってきます」彼らは何も答えず聞いててくれます。彼らにとってあなたはとても必要な人なんです。あなたにとっても彼らはとても必要な存在なんです。あなたは時々面倒をみます。でももし彼らがいなくなったら、そっと同じものを引き継がせて下さい。
この絵はイラストレ−タ−として有名な
「いつも健康」の「五茂 健」 画伯の作品です

病気の利得

少し「キツイ事」を言いますが許してくださいね。あなたは友達がいないでしょ もしくは友達が離れて行ってしまったでしょ。あなたを心配してくれた友達に「世界中で一番不幸な人」を演じて悪態をついて、しかも友達の助言を無視したでしょ。あなたは勘違いしてませんか?「うつは「がんばって」と励ましてはだめ」とか「うつは心の風邪なんだから」「具合が良くなって、やる気が出たら会社に出てくればいい」「君は決して怠けてるんじゃないからね」これらの言葉は「周りの人達にとって、あなたを理解しようとする言葉」で「あなたのための言葉」ではないんです。あなたは「何もしなくて休んでいれば良くなる」というわけではないんですよ。周りの人達から見ればどう考えても「言い訳」という名の見えない鎧(よろい)を身に着けて逃げ回っている「怠け者の裸の王様」に見えてしまうのです。攻められると、あなたは「自分を追い詰めたら、何をするかわからないからね」と釘を刺します。説得にも耳を貸さず、ましてや納得などしません。何も気が付かないあなたは、周りの人達から「箸にも棒にもかからない難しい人」「煮ても焼いても喰えない人」と見捨てられてしまいますよ、どうしましょう、それはあなたが一番恐れていた事じゃないんですか?誰にも依存できなくなってしまったという事です。あなたは泣く子も勝てない「うつという名の黄門様の印籠(いんろう)」を振りかざして、都合の悪い事から逃げまくってきたんです。「病気の利得」を利用してきたということです。「助けてもらう事」しか頭に無かったでしょ。さあ深呼吸して、今からでも遅くないですよ、出来ない事はやらなくてもいいですから、やれる事から少しずつ行きましょう。あなたはいつも自分の事ばかりですよね。「うつ」になってから他人の気持ちなんか考えた事無いでしょ。自分の事で精一杯でそんな余裕はない?また言い訳ですよ。そうですねえ、まずは「他人に感謝してもらう」というところから体験してみましょう。「一日一膳」他人のために、ほんの少しだけ何かしてみましょう。「電車でおじいさんがいたら席を譲る」「たくさんの買い物袋から切符を探してるおばさんを助ける」「道に迷ってるおにいさんに道を教える」気が付いたこと何でもいいです。ポイントは「丁寧でなくていいから、さりげなく」です。ものの1分間時間を割くだけでいいです。重要なのは「あなたの親切な行為」というより、それを受けた「相手の表情」なんです。「ああ、すいませんありがとう」と、たぶんすごくいい表情するはずですよ「無償の感謝の笑顔」がそこにあります。それを記憶してください。何度も頭に刷り込んでください。その人にとってあなたはその瞬間「とっても必要な人」だったんです。なんだか心が温かくなって来ませんか?「うつ」で冷え切ったあなたの心に日が差して来ましたね。さあ、そろそろ私のところにいらっしゃい。私はあなたを見捨てはしませんよ。

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